美容外科の真実―メスで心は癒せるか? (ブルーバックス)



美容外科の真実―メスで心は癒せるか? (ブルーバックス)

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形成外科の始祖といわれるタリアコッチの鼻の再建術の話がキョーレツ
著者は美容外科どころか形成外科すらなかった戦直後の日本で、両者の医学としての確立に尽力を尽くしてきた形成外科の草分け的存在である(らしい)。日本の美容・形成外科の成り立ちと技術の進歩が細かに述べられたその文面からは、医学に携わる者としての自負と自信が覗える。また、心の傷を癒すことができるなら、第三者からみればさして必要がないと見えるレベルの美容整形手術であっても立派な医術であるとする考え方には一理あると思う。

しかし、惜しむらくは、一般に普及している「怪しい美容整形」という印象を払拭したいという気持ちが強い為、「医学としての美容外科」という内容に終始している点がどうにももの足りないのだ。「現代の若者のお化粧感覚で整形するという感覚に戸惑うことも多!い」と語りながらそれ以上踏み込まないとは実に残念である。また、整形して満足の行く外観になったとしても、整形手術を行うということ自体によって発生するコンプレックスについても述べられてはいない。美容外科の大御所として、私見でもよいから、これらについてハッキリと持論を展開して欲しかった。
美容整形を否定的に捉えず、技術的な話を盛り込み、医者選びの基準も示している本書。美容整形を受けることを決心した人には一読の価値ありといえよう。

へー、なるほど。という感じ。知識として面白い。
著者は北里大学名誉教授で、日本における美容外科の先駆者である。(同書を熟読する限り)
ネットだけでは伝わらないが、同書には、著者の医者としての留学経験や日本における現在までの美容外科の歴史、それから、肝心の美容外科の“裏側”(患者の心境など)が描写されている。

一瞬、「コレは美容外科医、初心者用に書かれたの?」と勘違いしてしまわんばかりの医学的説明というか学術用語が連発されている箇所がいくつかあり、全く医学用語の知識がないものには、「え?日本語なのによー分からん!」と感じてしまう所があるが、そこらへんはテキトーに読み飛ばしてしまえばいいだけの話でさして問題じゃない。

筆者は決して、手術を推薦しているわけでもない、けど、決して否定していない。それどころか、「なんだかんだいっても、外見、つまり、美はかなり大切である」といった内容を述べており、早い話が、「外見より中身なんてキレイゴト言うな!」というような僕にとってはかなり気持ちのいい発言もある。

正直、これから手術を受ける予定の人とか、受けようかどうか躊躇している人に薦められるべき本かどうかは分からないし、もし、躊躇している人とかだったら、別の本の方がいいような……と思わなくもない。けど、手術をするしないにかかわらず、あまり身近な話題にはなりにくい、“美容外科の真実”を知りたい方には、同書、『美容外科の真実』はお薦めできると思います。

星−2なのは、学術用語の羅列と同書の本質とはあんまり関係のないような美容整形の経緯というか生い立ちが引っ掛かったので。二つ減点してみました。




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